一歩を踏み出すために話しましょう

46歳 女性

伊藤 賢一 様

　この度は「おとなの進路相談」サイト内で伊藤さんの事を知り、ご相談したく連絡を差し上げる次第です。

　私は現在までアパレル製品や工芸材料小売り・卸業を営む企業で、主に営業事務を担当してきました。今年11月で44歳になります。実舗向けの仕入れや在庫管理、オンラインショップの運営、経理処理からカタログ冊子制作等のDTPデザインまで、バックオフィス業務と呼ばれるような仕事を一通り行う事が出来ます。しかし三年前に在籍していた企業の事業部が廃業した後、なかなか新しい就業先で定着出来ず、転職を繰り返すようになってしまいました。
　現在は服飾雑貨のOEMメーカーで同じような事務職に着いていますが、社内の労働環境や人間関係に問題が多く存在し、再び就業について悩むようになってしまいました。この三年間で異業種（不動産・医療関連）の企業にも挑戦しましたが、同様の問題に巻き込まれる事ばかりで、自分の将来に不安を感じています。
　あわせて現在までの職歴とは関係なく、自分がやってみたい事は文章を書くライターのような仕事をしてみたいと思っています。（業務の中でコラムを一年間分執筆したり、趣味で同人サークルのような活動の経験はあります）

　自分の就職活動の仕方が間違っているのか？そもそも現在の日本の状況で、一企業の正社員として働き続けていこうという考え方が合っていないのか？等と考えがまとまりません。

　このような現実的な自分の職歴と、単に夢のような「やってみたい事」を織り交ぜた相談自体を、民間の他キャリカウンセラー等には相談した事が無く、どのようにご説明すれば良いのかも模索している状況ですが、ご相談をご依頼する事は可能でしょうか？
ご多忙と存じますが、何卒ご返信をお願い致します。

菅　佳代（すげ　かよ）

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伊藤賢一さんからの回答

ご質問いただき、ありがとうございます。
各地での豪雨続きのなか、被害など遭われていませんか？
いただいた質問を拝見して、菅さんの自分の見える化をまずしてみたらいかがでしょうか？と感じました。
自分の見える化は、過去の自分の経験の整理になります。
未来は過去、そして現在の先にあるので、まず過去をしっかり言語化してはっきり見える化することで現状と未来をつなぐ見極めができると考えています。
菅さんに寄り添いながら自分の見える化のお手伝い出来たらと思っています。
また、僕自身の経験が直接的に菅さんの状況に合致しないと思いますが、失敗や後悔からどう向き合って解決してきたという経験の連続性は持っていると思います。その点で、何かお話しできることもあるかもしれません。
ご相談も含め、色々お話を聞かせてください。