「百聞は一見にしかず」をモットーに経験を重ね、人の縁が縁を呼び、2012年尾道に移り住む。現在は3歳と2歳の男児を育てる傍ら、必要とされるところに出向き、プロジェクトを遂行中。夫婦で分業、子育てと仕事のバランスを試行錯誤中。
1985年、茨城県生まれ。20歳の頃、タイ北部で日本語教師アシスタントを経験。帰国後、アパレルブランドの広告代理店、旅先で出会ったインド北西部の砂漠の街ジャイサルメールにある「Hotel Tokyo Palaece」の立ち上げに携わる。2012年、ディスカバーリンクせとうちに入社し、「ONOMICHI DENIM PROJECT」や「尾道自由大学」など、まちや人と接点を持ちながら様々なプロジェクトを運営。現在はフリーになり、「みらいのこども舎」や「GOつくる大学」の運営に関わる。
私の人生は、一言で「運命に乗りつづける」。行き当たりばったりとも言えます。
転機の共通点は「心が震えるようなもの」「心から感動したもの」を伝えていきたいという思いと「人からチャンスをいただく」「今やっておかないと後悔する」というタイミングが重なり、動いてきた結果が今に繋がっています。
最近になって「すべてのタイミングは完璧」という事を知ることになるのですが、20代の頃、タイのチェンライで1年間、シンプルな暮らしの中で幸せそうに働く人たちの姿から感じた、「生きるために働く」ということ。インドのジャイサルメールでは、ホテルの立ち上げに携わる中で、人との出会いの大切さ。そして、そんな中、東日本大震災が起こり、日常が当たり前ではなく、とても1日1日がとても大切だと改めて気付いたこと。それら全てがいまの自分のベースになっています。
それからの人生は「働くことや生きることの価値を問い直したい。そして、今を生きる人たちと、本当に大切なものが何か考え続けたい。」という試行錯誤の連続。尾道でスタートした「ONOMICHI DENIM PROJECT」や「尾道自由大学」もその中で生まれてきました。
現在は2児の母で、こどもとの時間を優先できるようにフリーになって早4年。こどもを取り巻く教育分野に関心が芽生え、「原体験」「解放」「こどもの時間」をテーマに「みらいのこども舎」を島の仲間とスタートしました。
子育てと仕事、こども達と自分の未来という切っても切り離せないこれらを、自分にとってしっくりくるポイントを探りながら、生きています。
だれの人生にも、「その人だからこそできた経験」や「譲れないもの」がきっとあって、それが経験を通して軸になっていくのだと思います。自分が見たい世界を描き、他人からは理解され難くても、自身が幸せを感じる瞬間を積み重ねていくことが、大切なことなのかもしれないと思います。
そして私の仕事はというと、「誰かの伝えたいをカタチにしていくこと」かもしれませんし、これまでの固定概念に捉われず、この地球をたのしみ尽くすことかもしれないと、最近感じています。
最初の20分:今のモヤモヤをヒアリング
中盤の20分:私の仕事と理想のライフスタイルの実現
ラスト20分:対話によって課題の解決策を探す